おはようございます。結婚相談所リング・マリッジの仲人おかむらです。

9月にNHK朝ドラ「ちむどんどん」が終了しました。

ドラマの登場人物やストーリーがめちゃくちゃでネットも毎日にぎわっていました。

そしてこのドラマで注目を浴びたのがヒロインの暢子（のぶこ）でした。沖縄で育った暢子は南国で育った天真爛漫なキャラクターという設定だったのかもしれませんが視聴者には「自己中心」「わがまま」といった印象の方が強かったようです。

その理由のひとつが「誰にも相談をしないで自分で勝手に決めてしまうこと」でした。沖縄から東京に行って料理人になることや、独立して自分のお店を持つとき、さらに故郷の沖縄に戻るときなど、両親や家族、ご主人、子供、職場の人など一切相談なくみんなの前で「決めた！！」と宣言して行動してしまうこと。

まず行動に移すことは大事ですが、それは周りの理解や協力を得てから実施することです。勝手に決められて「決めたから」と事後報告では周りはたまったものではありません。

そんな暢子がもし結婚相談所に入会したらどうだろう？と考えてみました。

年齢は20代でとてもかわいい女性なので入会をすればかなりの数のお見合い申込みが届くと思います。そして年代もいろいろな世代から申込みが届きます。20代の男性もいれば、50代の男性からのお見合いも届きます。ここで暢子なら「仲人さん、どうして親と同世代の人からお見合いが届くのですか？うち迷惑です」と言ってくるでしょう。

そしてお見合いが決まって「ちむどんどんしてきた～」と喜んだものの、いざお見合いをしてみたら相手男性の文句たらたらといった具合になりそう。「うちが言ったことを否定した、うちが美味しいといった料理を食べなかった」なんてことを言いだしそうです。

こうしてお見合いはするけど相手の粗を探しては「お断り」ばかり。これではいつまで経っても良縁には恵まれません。

仲人という仕事をしてきて成婚をしていく方の多くは「謙虚」な方が多い。暢子のように”わたしが！わたしが！”みたいなタイプは婚活で苦戦しているように感じます。

実際、結婚相談所でも容姿がきれいなのに性格に難があって、交際まで進んでも男性側から「交際終了」される方がいます。

 なぜダメだったのかしっかり検証していかないと次につながっていきません。婚活はある意味、失敗を重ねて成長をしていくものだと思います。相手のことをしっかり立てて婚活も進めていきましょう。