会員数が多いほど結婚できる？その思い込みが危険な理由

当会にお問合せをいただく中で多い質問のひとつに「静岡県内に会員は何名ほどいますか？」があります。「会員数が多ければ理想の相手に出会える確率が上がるはず」と考えるのは当然かもしれません。しかし、実はこの考え方には大きな落とし穴があります。今回は、会員数の多さが必ずしも結婚につながらない理由についてお話しします。

会員数が多い相談所のメリットとデメリット

まず、会員数が多い結婚相談所には確かにメリットがあります。

選択肢が広がる: 多くの会員がいることで、自分の希望条件に合った相手を見つけやすいと感じるでしょう。

一方で、多くのデメリットも存在します。

ライバルの多さ: 会員数が多いということは、それだけ自分の理想と同じ条件を求めるライバルも増えるということです。特に人気の高い条件（例: 年収、容姿、職業など）を求める場合、競争が激化します。
サポートが手薄になる可能性: 会員数が多い相談所では、1人1人に十分なサポートを提供するのが難しくなることがあります。その結果、適切なアドバイスやフォローが受けられない場合があります。
情報過多による迷い: 選択肢が多すぎると、逆に迷いが出てしまい、結論を出せなくなるケースもあります。また交際に進んでも「もっと良い人と結婚できるのでは！？」と迷宮入りします。

そして何よりもお金が掛かる・・・

結婚は数ではなく質が重要

結婚相談所の利用で大切なのは、「いかに自分に合った相手を見つけられるか」という質の部分です。どんなに多くの会員がいても、自分の価値観や人生観に合わない相手ばかりでは意味がありません。そのため、以下の点を重視することが重要です。

会員の質: 結婚相談所によっては女性会員を無料で入会させて会員数を増やしているところもあります。結婚に対する熱量が低いのでお見合いすら組めないのが現実。
マッチングの仕組み: 単に多くの会員を紹介するだけでなく、同じレベルのマッチングを提供してくれる相談所を選ぶことが重要です。金儲け優先の相談所はお見合いだけを組ませてお見合料金で利益を上げようとします。
自己分析の徹底: 自分がどんな相手を求めているのか、逆に自分が相手に何を提供できるのかを明確にすることで、効率的な活動が可能になります。

会員数が少ない相談所の意外なメリット

会員数が少ない結婚相談所にも大きなメリットがあります。

個別サポートが充実: 会員数が少ない分、カウンセラーが一人一人にかけられる時間が多くなります。そのため、丁寧で個別化されたアドバイスやフォローを受けられる可能性が高まります。
ライバルが少ない: 会員数が少ないということは、それだけ競争相手も少ないということです。自分の魅力をアピールしやすく、よりスムーズにマッチングが進む場合があります。
本気度の高い会員が多い: 小規模な相談所では、本気で結婚を目指している人が多い傾向があります。そのため、真剣に結婚を考える相手と出会いやすい環境が整っています。
ミスマッチが少ない: カウンセラーが会員一人一人をしっかりと把握しているため、希望条件や価値観に合った相手を紹介してもらいやすいです。

だから成婚率が上がるのです！